スタービレッジ阿智

東京のネオンに輝く夜景とは対照的に、澄んだ山の空気と星空が広がる下伊那は、星を眺めるのに最適な場所です。

阿智村は環境省により「日本一星がきれいに見える場所」として認定されており、中央アルプスと南アルプスが標高と周囲の人工光を遮る役割を果たしています。ヘブンスそのはらのゴンドラで上がると、星空観賞専用施設「スタービレッジ阿智」に到着します。

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元善光寺

「元善光寺」の「元」は「元祖」や「起源」という意味で、この1,400年の歴史を持つお寺は、仏像「三国伝来善光寺如来」が長野市の善光寺に移される前に最初に祀られた場所です。善光寺詣りは両方のお寺を訪れてこそ「片参り」ではなくなると言われています。

この仏像はインドから百済(現在の韓国)を経て552年に日本に伝来しましたが、その後、豪族同士の争いの中で行方不明になりました。最終的に本多善光という人物が堀で発見し、元善光寺に安置され、約50年後に長野の善光寺に移されたとされています。

本堂の地下には「お戒壇巡り」と呼ばれる真っ暗な回廊があり、その途中には「開運のお錠前(かいうんのじょうまえ)」があります。人生の鍵や幸運の錠とも訳されるこの場所、あなたも見つけられるでしょうか?

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天龍峡

「天龍」とは「天の龍」を意味し、その名の通り美しい渓谷が広がっています。天龍川は北の諏訪湖を源流とし、伊那谷を南下して太平洋に注ぐまで、岩を削ってこの壮大な渓谷を作り出しました。

天龍峡にはいくつもの立派な橋がかかっており、それらを結ぶ穏やかなハイキングコースも整備されています。途中には、1882年に書家・日下部鳴鶴が岩に彫った「十勝」の文字も見ることができます。

天龍峡では一年を通して美しい景色が楽しめます。2月の梅、4月のツツジ、春の桜、そして秋の紅葉など、季節ごとの魅力が詰まっています。

天龍川の川下りもおすすめで、「天の龍」の背中から景色を楽しむような体験ができます。

周辺には日帰り入浴ができる温泉が3か所あり、散策の合間に楽しめる足湯もあります。果物狩りができる農園もあり、お土産には「天龍峡焼」という地元の陶器がおすすめです。

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人形劇と博物館

飯田市の「浄瑠璃」人形劇文化は300年以上の歴史があり、今田座、黒田座、風呂田座、早稲田座の4つの地元劇団がこの伝統を守り続けています。今田座と黒田座は、それぞれ専用の劇場を持ち、定期的に公演を行っています。

また、1979年から毎年8月には国際人形劇フェスティバルが開催されており、NHKの「三国志」人形劇で知られる川本喜八郎氏が設立した「川本喜八郎人形美術館」も通年で見学できます。

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下栗の里

ジブリ作品の舞台にインスピレーションを与えたとも言われており、作家・深田久弥はこの美しい山村を「これほど美しく平和な村は他に知らない」と称賛しました。標高約1,000m、30度の傾斜地に広がる「下栗の里」は、日本三大秘境のひとつとされています。

車での訪問も可能で、ビジター用の駐車場もありますが、道は非常に狭くカーブが多く、標高も高いため注意が必要です。車でお越しの場合、「ビューポイント」展望台までは駐車場から徒歩30分以内で、自分で歩いて行くことができます。帰りには「はんば亭」で、味噌を塗って焼いた地元のじゃがいも料理「田楽」などの郷土料理を楽しめます。また、村ではガイド付きのツアー(要予約・14日前まで)も2種類用意されています。詳細は下記の公式サイトをご覧ください。

村では800年以上続く神事「霜月祭り」が行われており、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。「霜月」は旧暦の12月を指し、日が短くなり、命の巡りが冷たくなる時期です。神職たちは湯を沸かして日本の神々を招き、来る年の新たな命を願います。この祭りは、宮崎駿の映画『千と千尋の神隠し』の着想の一つとも言われています。

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